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情報銀行とは

情報銀行には大きな問題点がある。リスクや危険性を改めて整理

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情報銀行の問題点・リスク

情報銀行が抱える問題点や危険性を整理します。

情報流出が懸念される

個人情報の流出を懸念する声は小さくありません。

サイバー攻撃の懸念

情報銀行では、場合によっては機微な個人情報を取り扱う場合もあります。例えばスマホから取得した位置情報程度なら現在も少なくない無料のスマホアプリが「こっそり」取得していますが、それだけでなく銀行口座の取引履歴や残高情報、各種センサーから取得した健康状態に関わるデータ(心拍数や歩数など)などもあります。

扱う個人情報の幅が広いため、情報としての価値も高いと言えます。それを狙ったサイバー攻撃の可能性は否定できません。

当然、事業者側でも適切なセキュリティ対策を行うわけですが、昨今は国家が関与しているとみられる大規模なサイバー攻撃も世界中で続発しており、そうした攻撃の標的となる可能性は小さくないと言えます。

匿名化が不十分な例

情報銀行を通じて企業などに提供される情報は、匿名加工情報といって個人を特定できない形で提供されることが想定されています。

しかし匿名加工情報は加工が不十分な場合、そこから個人を特定できる可能性はゼロではありません。複数の情報をパズルのように組み合わせることで、個人を特定できてしまう場合もあります(それでは匿名加工情報とは言えないわけですが・・)

個人情報の目的外利用も

情報銀行を通じて外部の企業に情報を提供する際に、必ずユーザーの同意が必要となりますが、それが守られない危険性も考えるべきです。

偽「情報銀行」の登場にも要警戒

情報銀行が注目を集める中で、必ず偽の情報銀行が登場するでしょう。実在する情報銀行の偽サイト・アプリだけでなく、そもそもサービス自体が個人情報の詐取を目的として提供される可能性も否定できません。

情報銀行を利用する際には、必ずそのサービスが本物なのか、また認定の有無などをよく確認する必要があります。

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